【レビュー】やりたい放題なのにどこか不思議な魅力を持つ男の物語、その第一歩【ランス01 光をもとめて】
実際にプレイしてみたところを知りたい
こんな悩みを解決するため、ランス01のレビュー記事を書きました
ランス01ってどんなゲーム?
ランス01は1989年に発売された「Rance -光をもとめて-」を現代風に作り直したリメイク作品です
本章では本作品がどんなゲームなのかゲームシステムやHシーンをふまえつつ紹介していきます
ゲームシステム:ターン制RPG
- 戦闘システム:ターン制RPG
- カードで構成されたダンジョン
- 独特な探索システム
戦闘システム
戦闘システムはターン制のRPGをベースに作られています。ただ、色々と本作品ならではのシステムもあります
それは、お互いの行動が同時に行われるということ、つまり相手の攻撃を妨害することができません
ただ、チップで攻撃と防御を同時に行うことができるので上手く使うことで被ダメージを0に抑えることも可能です
なので、こちらの被害を減らしつつ、敵をどうやって倒すか考えるのが本作品の戦略となります
上手く立ち回ると全然ダメージを食らわないで済むのでどうやったらクリアできるのか色々と試してみてください
ダンジョン
また、ダンジョンもかなり特徴的な作りとなっています。というのも「ランス01」のダンジョンは全てカードで構成されています
そして、移動する際のカードは全て選べずランスの正面と隣接2枚のカードしか選べません。つまり、ここでダンジョン探索の立ち回りが重要になってきます
重要なイベントカードの前にはボス戦が存在しているのでボス戦にたどり着くまでに自分の被害をどれだけ抑えれるか考えるというのが本作品の攻略のカギとなっています
街、調査
最後に街や施設を調査する部分も紹介、ここもオリジナリティにあふれており、調査内容を身体の部位で行うシステムになっています
例えば、物を動かしたいなら手の部位を選択し物を動かす、観察したいなら目の部位を選択して様子を伺う行動を行うといったものです
ちょっとした調査によって、思ってもみなかった攻略のヒントをもらえる上にランスのふざけたポンコツ行動も見ることができるのでプレイした際には色々調査してみてください
Hシーン:強引なH多め
HシーンについてですがHなことが大好きでわがまま放題という、ぶっちゃけでかい子供であるランスが主人公なので全体的に強引なHが多めです
だけど、ランスはHが大好きなだけで女の子を痛めつけるような趣味はないため主人公視点でのHシーンではあまり酷い凌辱展開にはなりません
といっても、ランスシリーズ全般にいえることですが主人公以外のHシーンも用意されておりそういったシーンでは結構、酷い凌辱展開になります
なので、主人公視点ではほどほどのH、別視点では外道のような凌辱Hとバリエーション豊かなHシーンが用意されており色々なシチュエーションをしっかりと楽しむことができます
ひとことレビュー
リメイク作品として非常によくできた作品、アリスソフト作品のグラフィックはいつも素晴らしいが今回も相変わらず安定の可愛さでめっちゃいい
悪い点としては最近のエロゲに慣れている人にとって大きな障害となるキャラクターボイスが存在していない点と、リメイクであるためアリスソフト作品としては珍しくボリュームが短めという点
特にボイスがついていないのは最近のエロゲプレイヤーには大きなマイナスポイントだがゲーム性も高くHシーンもしっかり作られているのでそれだけで購入を止めるのは非常にもったいないです
良い点は登場する女性キャラクターのほぼ全員にHシーンが存在しているのでどうやってHするのか色々と探索してみるのが面白い、裏ボスもしっかりと存在しているので最後までゲームとしてもエロゲとしても楽しめるのでクリアした際にしっかりと満足できる作品となっている
遊ぶ前にしっておくといいこと
期間限定イベントがいくつかある
知っておいた方が良いこととして本作品はストーリーを進めすぎると回収ができなくなるイベントやHシーンがいくつか存在します
もしも、回収せずにストーリーを進めてしまうとイベントを回収するために2周目をプレイする必要がでてくるので、セーブデータをこまめにとって手戻りが少なくなるようにすることを推奨します
本ゲームの悪い点
ボリュームが短め
裏ボスや、サブイベントなどで追加されていますが30年以上前のリメイク作品であるため、ボリュームが短めです
チップ図鑑や女の子モンスターなどが豊富にいたりクリア時に達成レベルと日数が表示されるためやりこみ要素がないわけではありません
ですが、周回要素などは存在していないので、強くてニューゲームであったり、2周目限定のボスキャラなどがあっても良かったのではないかと感じました
キャラクターボイスなし
おそらく、本作品の最大のマイナスポイントがこのキャラクターボイスが存在しないことだと思います
他エロゲでは当たり前のようについているキャラクターボイスがついていないのは大きなマイナス要素です
なので、ボイスがついていないゲームはやりたくないという人にはオススメできません
サブイベントが分かりにくい
最後の悪い点はサブイベントの進行方法が分かりにくいです
サブイベントの回収がいつでもできるのであれば分かりづらくても大きな問題はないのですが、先ほど述べたように本作品は期間限定のイベントが存在しているためサブイベントのガイドがないと一部のイベントCGを見れなくなる可能性があります
少なくともストーリーが進行する際には未達成のサブイベント数が分かるような何かがあればもっと楽しむことができたのではないかと思います
そのため、プレイする際にはイベントを逃さないようにこまめなセーブをすることがオススメです
本ゲームの良い点
可愛らしいグラフィック
アリスソフト全般にいえることですが本当にイラストがめちゃくちゃ可愛いです
今作も現代のイラストとして丁寧にリメイクされており、キャラクター達がとても可愛いらしく描かれています
紹介しているイラスト以外のCGのどれをとっても可愛いと断言できる素晴らしいイラストばかりなので、ぜひその目で確かめて欲しいです
絶妙な難易度
そして、アリスソフト安定の絶妙なゲームバランスは健在です
適度に強い、けれど絶対に勝てないわけではなくあの時○○すれば勝てたそんな風に思うことができる難易度になっています
負けたら、じゃあ次はこうしてみようこのアイテムや装備品を使えばどうだろうと気がついたら色々な試行錯誤を行っていて夢中になっていること間違いなしです
そして、裏ボスはストーリーとは違い非常に強いため、しっかりと裏ボス用の準備を行った上で挑まなければいけないのもやりこみがいがあってめちゃくちゃ楽しかったです
Hな要素を抜きにしても面白いRPGとしてオススメできるゲームです
ランスという男の魅力
最後の素晴らしい点はやはりランスという主人公の魅力です
ランスの主人公の性格は簡単にいうとわがままかつ強引でことあるごとに女の子とHしようとする性格です
ぱっと聞くと全然よい印象を抱かない性格だと思います。ですが、ランスの凄いところはどんな人間に対してもこの性格なんです
例えば、自分より圧倒的に強い敵であったり自分の上司であるギルド長であっても、自分の気持ちに噓をつかず面と向かって文句や自分の欲求に素直に行動します
つまり、言い換えると自分の気持ちに誰よりも正直で立場や状況に物怖じせず相手を見てくれる人物なのです
そして、この立場に左右されない強引な性格でなければできないことが意外とあります。その最初の一歩を感じれるのが本作であるランス01です
ぜひ、プレイしてランスというハチャメチャだけど誰よりも真っ直ぐである不思議な魅力を持つ男を知ってほしいです
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャラクターボイスがないという大きな欠点はありますが絶妙なゲームバランスやイラストの素敵さ、そして不思議な魅力を持つランスというキャラクターはランスシリーズでしか楽しむことができません
これをきっかけにプレイしてみてはいかがでしょう?
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